おふたりは、
中距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
おふたりは、
中距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
1980年4月1日生まれ(45歳)の方は亢宿です。
1985年1月6日生まれ(40歳)の方は柳宿です。
亢宿に対して柳宿は安の関係で、安定・安心できる相手です。
柳宿に対して亢宿は壊の関係で、破壊される相手です。
熱狂体質で気性が荒い柳宿とは気が合いません。一見すると穏やで、話術に長けている柳宿ですが、亢宿は内面の感情の激しさを見抜き、相手にしようとしません。性格が正反対で、そもそもあまり興味を抱く相手ではないので、干渉せずに遠くから見ているだけにとどめましょう。
反骨精神が旺盛で信念を貫く亢宿は、柳宿にとって手強い相手です。勘の良い柳宿なので、亢宿の実力の高さをすぐに見抜いて近づきません。柳宿の言動も見透かされているようで、居心地の悪さすら感じます。分かり合えない関係で終わってしまいそうです。
安・壊の関係は、一触即発の関係だが、上手に付き合うことで相互に高め合える関係です。
「安」にあたる相手は「安定」を表し、「壊」にあたる相手は「破壊」を表します。「安」の相手には優位な立場となり、「壊」の相手からは破壊される立場となります。非常にアンバランスな関係であるため、特に恋愛や結婚においては、「壊」にあたる相手に対して狂信的ともいえるほどのめり込んでしまい、周りが見えなくなってしまうケースが多々あります。極力接近したくない相手ですが、運命的な結びつきが強く、一度交わるとなかなか離れられない関係でもあります。宿曜の相性において、特に注意が必要な関係です。しかし、この関係も悪いことばかりではありません。この相性の人と接することによって、自分の殻を破り、成長できる機会にもなります。安・壊の関係であるということを双方が自覚し、うまく付き合っていくことで、お互いの秘めた力を引き出すことができるでしょう。ビジネスや師弟関係においては、望ましい関係であるともいえます。
中距離の相手とは、一度縁が生じると強い破壊作用が現れます。何かと災難に見舞われたり、周囲を巻き込んだトラブルに発展しがちです。安壊の関係を自覚し、一定の距離を保つことが大切です。ビジネスや師弟関係においては、立場が下の相手が破壊される側であれば、力を発揮でき成長することができます。
中距離の相手とは激しい恋愛に発展します。安壊の持つ不安定さが不思議な刺激となり、お互いを磁石のように惹きつけます。この相性の恋愛は良い方向に進むことはまれで、ふたりの間には次々と試練が起こります。喧嘩や浮気の心配が増えそうです。別れに際しても、その多くは恨みや後悔を伴った別れになるでしょう。あらかじめ安壊と理解して付き合えれば刺激的な関係ですが、そうでなければ健全な付き合いは望めません。
中距離の相手とは、結婚生活をうまく続けることは難しいでしょう。安・壊の強烈な引力で結婚にたどり着いても、喧嘩や浮気の心配が付きまといます。些細な事で喧嘩になり、お互いを憎しみあって別れる結果にもなりそうです。特に破壊される側が疲弊は著しく、結婚生活に疲れてしまうでしょう。世間体を気にして別れられずに我慢していては、いつか爆発してしまいます。平穏な結婚生活は難しいかもしれませんが、お互いに安・壊の相性の特性をよく理解して、日頃からしっかりとコミュニケーションをとることができれば、破壊の作用を軽減できます。