宿曜占星術について

宿曜占星術の歴史

宿陽占星術は、約3000年ほど前のインドにおいて、知恵の菩薩さまである文殊菩薩が28の宿から暦を作り「宿曜経」としてあらわしました。

中国に渡った「宿曜経」は「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」(もんじゅしりぼさつしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)という経典にまとめられます。
その後、真言宗の開祖である空海が日本に持ち帰り広めたと伝えられています。空海と弟子達が率先して宿曜占星術を活用したことで人気は瞬く間に広がり、社会的地位を確立します。

有名な話ですが、かの織田信長も敵対する武将との相性を宿曜占星術にて占い、戦いに臨んだと言われています。宿曜占星術が高い信頼を得ていた証拠ではないでしょうか。

そして近年、インターネット等の発展も手伝ってより多くの人から注目を浴びています。

宿曜占星術の占い方

宿曜占星術では、生年月日をもとに27の宿と呼ばれる区分に分類して占います。「宿」と聞いてもピンとこない方も多いと思いますが、12星座占いの射手座や蟹座などの「星座」に相当するとお考えください。
星座との違いは、例えば射手座は「11/23~12/21」の間に生まれた方が該当しますが、宿曜占星術は毎日「宿」が変わります。11/23生まれと11/24生まれでは「宿」が異なりますし、同じ11/23生まれであっても年が違えば宿は異なります。
ご自身の宿はトップページの性格占いから簡単に調べることができますので、ぜひお試しください。

宿曜占星術の活用

宿曜占星術では主に、性格・相性・運勢の診断が可能です。
特に相性運勢に関しては、他の占いには見られない独特の概念を用いることで、他に並ぶものが無いほどの的中率をほこります。

その概念は宿曜占星術の大きな特徴であり、「三九の秘法」(さんくのひほう)と「距離」というもので、どちらも「占星盤」と呼ばれる27宿を円状に配置した図によって求めることができます。

これらを理解し活用することで、よりいっそう宿曜占星術の面白さや便利さを実感していただけると思います。
「三九の秘法」は運勢の占い方で、「距離」は相性の占い方で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。