七曜

七曜とは

七曜という言葉から思い浮かぶのは、日曜日~土曜日までの一週間のサイクルではないでしょうか。
現在では主に平日と休日を区別する用途で用いられるのが一般的ですが、古来では日々の吉凶や行動の指針を決定する重要な役割を持っていました。
宿曜占星術といえば特徴的である「宿」ばかりが注目されがちですが、「宿曜」という名が示すとおり、27の宿と7つの曜を組み合わせることで初めて「宿曜占星術」を使いこなすことができます。
宿曜占星術における七曜には様々な活用方法があります。凌犯期間と六害宿や、3つの吉凶日も、宿と曜の組み合わせによって導かれるものです。
ここでは、出生日の七曜による性格判定について述べます。

出生曜日特徴
頭脳明晰で堂々とした品位があり、家庭や親を大事にする包容力があります。誰に対しても公平に接することができ、周囲から頼られるリーダー気質を備えています。 努力を怠らなければ、どのようなことでも成し遂げることができる実力の持ち主です。
頭がよく、洞察力に優れています。物事を鋭く観察し、深く考えをめぐらせる戦略家な面があります。 性格はやや陰気なところがありますが、温和で情に厚く、世話焼きです。人に尽くすことを続けていれば、与えた恩が何倍にもなって自分に帰ってきます。 浮き沈みが激しいことが欠点で、考えこみすぎて自分の悩みや迷いに終始し、ドツボにはまる傾向があります。
血気盛んで意志が強く、何事にも果敢にチャレンジしていきます。 好戦的といってもいいほどで、反骨精神も強いことから、時には扱いづらい人というレッテルを貼られることもあるでしょう。 気性の荒さを上手くコントロールして、協調性を心がけることが大切です。 公務員やサラリーマンよりも、独立した方がうまくいきます。
コミュニケーション力が高く人付き合いも上手にこなしますが、計算高く人たらしの一面があります。そこに気づいた相手からは距離を置かれてしまうでしょう。そのため、人間関係において深い仲まで発展することは少ないはずです。 コミュニケーション力を上手く伸ばして誠実な生き方をすれば、信頼を得て成功できます。
七曜の中で最も良いとされている曜日です。柔和で善行、気品と貫禄を備えていて、何事にも成功を収めることができる資質があります。他人への配慮も欠かさず、周囲から慕われる存在でしょう。 ハードな職種よりも、スマートな立ち居振る舞いが要求されるような職種の方が活躍できます。 頭もよく、学問の道を志しても成功します。
明るく活発な印象で、周囲の人から慕われる存在です。 そんな外見とは反対に、内面は内向的で独特な感性を持っています。周囲に気を遣い過ぎて疲れてしまう神経質なタイプと、我が道を行く個性派タイプに別れる傾向があります。 感性を活かした趣味や仕事を見つけましょう。
気の強い性格ですが、誠実な人柄で周囲からの信頼を得ます。器用に何でもこなすので、趣味も多く友人にも恵まれるでしょう。 向上心を持ち努力を継続できるタイプなので、ひとつの事に没頭できる仕事が向いています。 気性の荒さが裏目に出てしまうことがあるので、冷静さと相手に対する思いやりを忘れずに。

性質の分類と同様に、各宿の性格を知る際は、ここで紹介した七曜も加味して総合的に判定することが必要です。