おふたりは、
遠距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
おふたりは、
遠距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
1964年7月28日生まれ(60歳)の方は奎宿です。
1970年9月29日生まれ(54歳)の方は亢宿です。
奎宿に対して亢宿は壊の関係で、破壊される相手です。
亢宿に対して奎宿は安の関係で、安定・安心できる相手です。
反骨精神が旺盛で自分の信念を貫く亢宿は、奎宿にとって尊敬できる相手です。パワフルで手際の良い亢宿がリードし、奎宿がサポートする関係になります。奎宿は保守的で遠慮深い性格ですが、気が強い一面があるので、自我の強い亢宿とはトラブルになってしまうこともあります。信念に忠実で他人の意見に耳を貸さない亢宿に対して、次第にストレスを感じてしまうでしょう。ある程度距離をおいて付き合うとうまくいきます。
誠実で礼節をわきまえる奎宿は、自分の信念を貫く亢宿にとって気持ちよく付き合える相手です。奎宿は保守的で律儀なので、亢宿を立ててなにかとサポートしてくれます。お互いに強い部分が目立つと衝突してしまう事もありますが、基本的に居心地がよく付き合うことができます。尽くしてくれる奎宿に、感謝の気持ちを忘れずに付き合いましょう。
安・壊の関係は、一触即発の関係だが、上手に付き合うことで相互に高め合える関係です。
「安」にあたる相手は「安定」を表し、「壊」にあたる相手は「破壊」を表します。「安」の相手には優位な立場となり、「壊」の相手からは破壊される立場となります。非常にアンバランスな関係であるため、特に恋愛や結婚においては、「壊」にあたる相手に対して狂信的ともいえるほどのめり込んでしまい、周りが見えなくなってしまうケースが多々あります。極力接近したくない相手ですが、運命的な結びつきが強く、一度交わるとなかなか離れられない関係でもあります。宿曜の相性において、特に注意が必要な関係です。しかし、この関係も悪いことばかりではありません。この相性の人と接することによって、自分の殻を破り、成長できる機会にもなります。安・壊の関係であるということを双方が自覚し、うまく付き合っていくことで、お互いの秘めた力を引き出すことができるでしょう。ビジネスや師弟関係においては、望ましい関係であるともいえます。
遠距離の相手とは、最も強力な破壊作用が現れます。悪縁により繋がってしまうので、心身ともに疲弊してしまうでしょう。自分たちだけでなく、周囲を巻き込むトラブルに発展することもあります。出来る限り距離を置くか、思い切って縁を切りましょう。ビジネスや師弟関係においては、立場が下の相手が破壊される側であれば良縁で、文字通り破壊的イノベーションを起こすことも可能です。ただし、そこにたどり着くまでの衝突やトラブルを乗り越える気概を忘れずに。
遠距離の相手とは普通の恋愛関係は望めません。強力に惹かれあい周りが一切見えなくなるような激情型の恋に発展し、社会的な倫理を無視して不倫や略奪愛に走る傾向も多いです。無理に関係を維持しようとすると、周囲をも巻き込んで収集のつかない事態になりそうです。別れる際も一筋縄ではいきません。何かと後を引きずることになりそうです。好きになる相手とはいつも安壊の関係、というように再び同じような恋愛を繰り返すのもこの相性の特徴です。少しでも破壊作用を防ぐため、常に冷静さを欠かさないように心がけてください。
遠距離の相手とは強烈に惹かれあい、周囲に迷惑をかけてでも一緒になろうとします。不倫や略奪愛のカップルが多いのもこの関係です。結婚後も何かとトラブルに見舞われて、周囲からも非難を浴びることになりそうです。近・中距離とは異なり、別れは意外にもアッサリしているでしょう。結婚前のあの熱量は何だったのかというくらい、ふたりの愛情は急激に冷めてしまいます。適度な距離感を保ちながら、過度な干渉を避けることで、波風の少ない結婚生活を送ることができます。