おふたりは、
近距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
おふたりは、
近距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
1996年11月17日生まれ(27歳)の方は危宿です。
1989年9月13日生まれ(34歳)の方は奎宿です。
危宿に対して奎宿は安の関係で、安定・安心できる相手です。
奎宿に対して危宿は壊の関係で、破壊される相手です。
律儀で優等生タイプの奎宿は、天真爛漫な危宿とは価値観が合いません。流行りに敏感で楽しいことを貪欲に追求する危宿は、真面目な奎宿に対し窮屈さを感じるでしょう。一方で奎宿も、危宿に対して軽薄な印象を持ちます。お互いに分かり合えない関係です。
天真爛漫で楽しいことが大好きな危宿は、奎宿にとって理解できない相手です。奎宿は真面目で現実的な宿なので、目の前の快楽に没頭する危宿にはついていけません。基本的に価値観が合わないので、人間観察の対象程度の認識で、当たり障りない付き合いを心がけましょう。
安・壊の関係は、一触即発の関係だが、上手に付き合うことで相互に高め合える関係です。
「安」にあたる相手は「安定」を表し、「壊」にあたる相手は「破壊」を表します。「安」の相手には優位な立場となり、「壊」の相手からは破壊される立場となります。非常にアンバランスな関係であるため、特に恋愛や結婚においては、「壊」にあたる相手に対して狂信的ともいえるほどのめり込んでしまい、周りが見えなくなってしまうケースが多々あります。極力接近したくない相手ですが、運命的な結びつきが強く、一度交わるとなかなか離れられない関係でもあります。宿曜の相性において、特に注意が必要な関係です。しかし、この関係も悪いことばかりではありません。この相性の人と接することによって、自分の殻を破り、成長できる機会にもなります。安・壊の関係であるということを双方が自覚し、うまく付き合っていくことで、お互いの秘めた力を引き出すことができるでしょう。ビジネスや師弟関係においては、望ましい関係であるともいえます。
近距離の相手とは、お互いの意思とは無関係に縁が発生します。破壊される側にとっては、逃げ場のない息苦しさが続くことになります。早い時期に安壊の関係を自覚できれば、余計なトラブルを避けられるでしょう。ビジネスや師弟関係においては、立場が下の相手が破壊される側であれば、力を発揮でき成長することができます。
近距離の相手とはお互いに強烈に惹かれあう関係で、一気に燃え上がる激情型の恋愛に発展する傾向があります。そのパワーが良い方向に進むことはまれで、何かと問題を起こすお騒がせカップルになりがちです。付き合っている間も2人の間には苦労や問題が絶えないでしょう。気持ちにまかせた衝動的な行動はくれぐれも慎んで、些細な事でも相談しながらでなければ、良い関係は続きません。
近距離の相手とは、結婚前も結婚後も何かと苦労がつきまといます。安・壊の相手は不思議と魅力的に見えるため、出会ってから結婚まで勢いで進んでしまうことも多いです。そもそも結婚に至るまでの障害も多く、周囲の反対を強引に押し切ったり、不倫や略奪愛を経て結ばれるケースも多々見られます。結婚後も喧嘩や浮気の心配が付きまとうでしょう。もともと刺激的な関係ではあるので、相手を受け止める包容力があるカップルや、ある程度年の差のあるカップルであればうまくいくでしょう。