おふたりは、
中距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
おふたりは、
中距離の安・壊(アン・カイ)の関係です。
1979年3月14日生まれ(45歳)の方は亢宿です。
1977年1月17日生まれ(47歳)の方は斗宿です。
亢宿に対して斗宿は壊の関係で、破壊される相手です。
斗宿に対して亢宿は安の関係で、安定・安心できる相手です。
人徳者で向上心が高い斗宿は、ストイックな亢宿にとって尊敬できる相手です。しかし、斗宿は負けず嫌いな宿で勝利にこだわるため、闘争心の強い亢宿とはなにかと衝突しがちです。争うこともコミュニケーションの一つと考える亢宿ですが、斗宿の方が一枚上手です。一緒にいるとトラブルに巻き込まれてしまうだけなので、近づかない方が賢明です。
独立心が強く正義感を持って突き進む亢宿は非常に頑固者です。志が高く負けず嫌いな斗宿とは、トラブルが絶えない仲になりそうです。斗宿は人徳がありますが、他人に厳しい面があります。その点が亢宿の闘争心を煽り反発してきます。争えば斗宿に分がありますが、亢宿はかなり手強い相手です。無用な争いはさけるためにも、当たり障りのない関係を保ちましょう。
安・壊の関係は、一触即発の関係だが、上手に付き合うことで相互に高め合える関係です。
「安」にあたる相手は「安定」を表し、「壊」にあたる相手は「破壊」を表します。「安」の相手には優位な立場となり、「壊」の相手からは破壊される立場となります。非常にアンバランスな関係であるため、特に恋愛や結婚においては、「壊」にあたる相手に対して狂信的ともいえるほどのめり込んでしまい、周りが見えなくなってしまうケースが多々あります。極力接近したくない相手ですが、運命的な結びつきが強く、一度交わるとなかなか離れられない関係でもあります。宿曜の相性において、特に注意が必要な関係です。しかし、この関係も悪いことばかりではありません。この相性の人と接することによって、自分の殻を破り、成長できる機会にもなります。安・壊の関係であるということを双方が自覚し、うまく付き合っていくことで、お互いの秘めた力を引き出すことができるでしょう。ビジネスや師弟関係においては、望ましい関係であるともいえます。
中距離の相手とは、一度縁が生じると強い破壊作用が現れます。何かと災難に見舞われたり、周囲を巻き込んだトラブルに発展しがちです。安壊の関係を自覚し、一定の距離を保つことが大切です。ビジネスや師弟関係においては、立場が下の相手が破壊される側であれば、力を発揮でき成長することができます。
中距離の相手とは激しい恋愛に発展します。安壊の持つ不安定さが不思議な刺激となり、お互いを磁石のように惹きつけます。この相性の恋愛は良い方向に進むことはまれで、ふたりの間には次々と試練が起こります。喧嘩や浮気の心配が増えそうです。別れに際しても、その多くは恨みや後悔を伴った別れになるでしょう。あらかじめ安壊と理解して付き合えれば刺激的な関係ですが、そうでなければ健全な付き合いは望めません。
中距離の相手とは、結婚生活をうまく続けることは難しいでしょう。安・壊の強烈な引力で結婚にたどり着いても、喧嘩や浮気の心配が付きまといます。些細な事で喧嘩になり、お互いを憎しみあって別れる結果にもなりそうです。特に破壊される側が疲弊は著しく、結婚生活に疲れてしまうでしょう。世間体を気にして別れられずに我慢していては、いつか爆発してしまいます。平穏な結婚生活は難しいかもしれませんが、お互いに安・壊の相性の特性をよく理解して、日頃からしっかりとコミュニケーションをとることができれば、破壊の作用を軽減できます。